ラブドール
特徴 シリコン TPE
オイルブリード 少ない 多い
柔らかさ 柔らかい かなり柔らかい
耐久性 高い 普通
寿命(一部破損まで) 3年 1年
最大寿命 10年も可能 数年が限界
価格 かなり高い かなり安い
見た目のリアルさ 高い やや劣る
重量 重い 軽い
ニオイ 少ない ややあり
化粧のしやすさ・落としやすさ しやすい しにくい
バリ有無(製造時の型跡) ややあり ない
衣服の色移り しづらい しやすい
メーカーの差 かなり出やすい 出にくい

オイルブリード

オイルブリードはどっちでもおきます。オナホもそうですよね。

柔らかい素材ほど油が漏れやすい特性があるため、人肌の柔らかさに近いとされるTPE製のほうが油漏れは激しいです。

ただメーカーによって差が出ます。

やはり安いものほど出やすい傾向がありますが、あながちそうとも言えないこともあり難しいです。

柔らかさ

リアルドールはシリコン製がメジャーでしたが、TPEというオナホでおなじみの素材が普及してからはTPE製がメジャーになっています。

シリコンドールはしっかりしたハリがありますが、ある意味人らしくない硬さです。

一方でTPEは女の子の柔肌のようなフニュッとした柔らかさがあります。

世間ではTPE製は安物ドールとの見方もありますが、肌の弾力ともみ心地に関してはTPEのほうが優れています。

ただシリコンドールの大手ブランドはこの問題を解決しつつあります。

全くTPEと同じではないものの、シリコンにしては柔らかいもみ心地を再現しているものもあります。

耐久性

一部が裂けるなどの破損を基準に考えるなら、やはり柔らかいTPEのほうが避けやすいです。この意味では耐久性はシリコンに軍配。

ただシリコンドールでも裂けが生じることはあります。TPEに比べると少ないだけです。

しかし、シリコンは素人でも補修が可能です。TPEは不可能ではないものの難しいですね。

この意味でもシリコンドールのほうが耐久性が高いと言えるでしょう。

寿命(一部破損まで)

上記の破損するまでの年数を比較すると、だいたいの感覚で言うならシリコンが3年。TPEが1年。

これは頻繁にセックスしたり各部を動かしたりした場合。観賞用としての利用なら当然寿命は伸びます。

ただTPEはオイルブリードが多いため経年劣化しやすいです。

オイルが漏れるということは構造物が減っているということで、それだけ中の弾力、柔らかさが減っていくということです。

その状態で使うとさらに破損リスクが高まります。

内部骨格に関しては各メーカー次第なので素材の違いは関係ありません。

最大寿命

これも使い方次第なのでなんともですが、シリコン製は義足や義手などにも使われます。

ということは数年でダメになるってことはなく、やはりそれなりに耐用年数があるということです。

一方でTPEは手軽に形成できることもあり、あまり耐久性が求められる場面に利用されていません。身近なところだと、工具類のグリップ部分のゴム素材や、台所のスポンジ、湿布薬など非常に幅広く用いられています。

ただ使い捨て製品に多いように、それほど耐久性が重視されていない利用方法が目立ちます。

TPEがすぐにダメになることはなくて十分な耐久性があるものの、シリコンと比較するとって話です。そもそもシリコンが高いから結果的に耐久性が求められるものに使われがちなだけなのかもしれませんが。

価格

全身ラブドールの場合で、TPEは10万円から。シリコンは30万円からが相場です。シリコンは格安ブランドがほとんどないため、だいたい50万円以上が基本相場です。

やはりTPEは安いです。国産でも20~30万円。中国製だと10万円台で買えます。

安いけど変。

とかじゃなくて、造形、エロさは50万円以上のシリコンドールと遜色ないほど。

見た目のリアルさ

シリコンは繊維を加えるなどして実際の皮膚のきめ細かさを再現できます。

また高級ドールになると血管がうっすらあるのが再現されていたり、パッと見たときの透明感がTPE製より優れています。

TPE製はのっぺりとした印象を受けやすいです。

どちらかというと、シリコンが本当の人間に近く、TPE製は人間にほぼ近いアンドロイドって感じです。

重量

ドールの重量は骨格フレームによっても決まるので一概に言えませんが、素材としての重さはシリコンのほうが重いです。

だから全身ドールになるとシリコンドールは移動も結構大変です。

TPE製はブランドによりけりですが、軽いものは本当に軽くてスカスカです。

本当の女性は軽くはないので、この点でもシリコンドールのほうがリアル傾向。

ニオイ

シリコンはほとんど無臭です。若干あると言えばありますが気になりません。

一方でTPEは独特のニオイがあります。これはオナホでお馴染みでしょう。

オナホの大きさでも気になる異臭なので、ドールサイズになるとかなり気になります。

ただベビーパウダーを振っておくとほとんど気にならなくなります。これもオナホと一緒ですよね。

つまりTPE製はメンテナンスがより求められるというわけです。

化粧のしやすさ・落としやすさ

ラブドールは初期状態でメイクが施されています。

その上からさらに自分でメイクをすることも可能。これによって自分好みの顔を作ることが出来ます。

で、メイクというのは基本的に油分なんです。

となると、オイルブリードが多いTPE製はメイク崩れしやすくてやりづらい。メイクしてもキープしづらいです。

そしてメイク落としに使うクレンジングは脱脂力が強いです。

オナホを洗剤で洗いすぎあると質量が減っていきます。これと同じことがTPE製ドールで起きます。

ドールの場合は質量が減るというより表面が荒れたり質感が悪くなることがあります。人の肌もクレンジングしすぎるとガサガサになるのと同じですね。

一方でシリコン製はメイクしやすくクレンジングで落としても影響がほとんどありません。

少なくとも人間みたいに頻繁なメイクはしませんよね。だからTPE製でもあまり気にする必要はないと思います。

それに、今のドールは最初からバッチリメイクが施されているので、その顔立ちからさらに変えるほどのメイクは不要だと思いますよ。

バリ有無(製造時の型跡)

基本的に何でも優れているのがシリコンドールですが、ここは明確にTPE製より劣るよって部分があります。

シリコンドールにはバリ跡があります。

バリってなんだ?

というと、プラモデルのパーツに残る出っ張った不要な部分みたいなものです。

ドールは型にはめて素材を流し込んで作ります。型を外すと型同士で挟んだ部分に余計なバリが生じます。餃子を焼いたときの耳みたいなもの。

シリコンはこのバリを取ると、バリがあった部分がうっすらと色が違って見えるのです。かなりうっすらですが。

一方TPEはこれが残りません。素材が柔らかくて削り取っても跡が分かりません。

もちろんメーカー工場の処理具合によって差が出ます。高級ブランドほどシリコン製でもバリが気にならなくなります。

中国製ドールが安くてきれいなのは、TPEを使っていることが多くて工場側の負担、仕上げ技術の差が出づらいのも大きな理由ですね。

衣服の色移り

これもオイルブリード影響。

オナホに色移りしてしまった経験がある人は少なくないでしょう。油がインクを溶かして付着してしまうからです。

だからシリコンドールは衣服の色が移りにくい。でもオイルブリードが多いTPE製は色移りしやすいです。

ただ衣装によります。

すごく安いコスプレ衣装だと、一回洗濯しただけで異常に色落ちするものがあります。

また新品状態で化学薬品くさいような生地も色移りしやすいです。

対策としては

  • あまり安物の衣装は避ける
  • 色が濃くて綿素材の衣服は避ける
  • 革製品を避ける
  • 衣服を着せる前にベビーパウダーを軽くはたいて油漏れを防ぐ

といった点です。

また、着せようとする衣服の色落ちテストをしておくと安心です。

白い布(なければクレンジングペーパーやティッシュでも)に液体洗剤を付けて、衣服の目立たない部分で軽くトントンと叩きます。

色落ちしやすい衣服はこれだけでも色が移ります。

一度ドールに色が映ると落としづらいし、落とせても表面を痛める可能性があるので注意が必要です。

メーカーの差

シリコンドールは基本的に高価で、中国ブランドでも高級メーカーしか扱っていません。

また国産ブランドの著名どころもシリコン製です。

やはりTPEに比べるとシリコンは扱いづらいため、製造設備やコスト、作成する人の技術が求められます。

シリコン製しか選択肢がないなら粗悪品を作るブランドも出てくるでしょうが、別にシリコンじゃなくてもTPEがあるので、わざわざシリコン製で粗悪品を作るメーカーが出てきにくいのです。

TPEは画期的な素材で、とにかく製造と扱いが楽なんです。細かいことが必要なくて、ドバーッと作ることが出来ます。だからいろいろな製品に利用されていてコストダウンに貢献しています。

というわけで、粗悪品を出して騙して稼ぐなら、何も難しいシリコン製は選びませんよね。

なので、TPE製ドールは非常に多くのブランドが参入しています。まあ主に中国ですが。

とにかく次から次へとブランドが乱立しています。それだけ乱立するということは、メーカーの差は出やすい。TPE製ドールはピンきりが激しいと覚えておいてください。

まとめ

単純な話。

オナニー(ラブドールとのセックス)目的ならTPE製のほうがメリットが多いです。

ガンガンやって、ダメになったらお里帰り(メーカーや販売代理店に引き取ってもらう)のがベスト。ある意味残忍ですが。

というのは、シリコンドールはただヤルだけではコストがかかりすぎです。シリコンドールは鑑賞目的もあってこそ価値を発揮します。

ぶっちゃけ、ヤル目的ならTPEのデメリットは問題になりません。性欲が勝つというか、ヤルことに支障がないからです。

とにかくラブドールでヤリてえ!ってことならTPE製で十分です。

シリコンドールは大人のたしなみ、でしょうか。