男は射精すると気分が萎えます。この萎えを賢者タイムと呼ぶように、一時的に性的関心が薄れてオナニーしてしまったことを後悔したり虚しくなったりします。この賢者タイムは工夫次第で減らすことができます。
賢者タイムが起きる理由
興奮ホルモンの急落
オナニーしていくと興奮状態が高まっていき、射精した瞬間に興奮状態が消え去ります。これは落ち着か焦るホルモンが出るからです。
男として当然の現象
男の射精は子作り、DNAを遺すための現象なので、種をまいたら興奮状態は不要。むしろ興奮状態が続いて勃起が収まらないとペニスが壊死します。だから賢者タイムは必要な現象なのです。
虚しくなりやすいオナニーの共通点
サッと抜いた場合
サッと抜いた場合、気持ちよさを感じれた時間が短くてピークの射精の瞬間だけが際立ってしまいます。そこに気分の急落が来るので、得られた気持ちよさが足りないような感じがします。そのせいでオナニーまたしちゃったと後悔しがち。
ストレスを抱えながら抜いた
何か嫌なことがあったり落ち込んでいるときにオナニーすると、射精する瞬間までは幸せで嫌なことを忘れられます。
しかし射精後に気分が急落するのでマイナス思考に傾きやすくなり、それまで悩んでいたストレスが突然大きくなったように膨らみます。それで後悔の念が強くなり賢者タイムがキツくなります。
オナニーが義務化・習慣化している
特に抜きたい!ってわけでもなく、ただ日常の習慣でオナニーしている場合は、気持ちよさのピークが上限に達していないので満足感が低い。その状態で気分が落ちるためオナニーしたことのメリットを感じにくく虚しくなります。
虚しくならないコツ
肉体疲労を伴うやり方で抜く
気分の急落で萎えるのが賢者タイムですが、肉体疲労が起きていたら気分そのままを受け止めなくて済みます。体が元気すぎるから気分の落ち込みをダイレクトに受けて虚しくなります。
オナニーよりセックスが虚しくならないのは肉体疲労が伴うからです。もちろん相手がいるという点が大きいですが、濃厚な疲れるほどのセックスをしたら射精後はくたぁーとなって賢者タイムもあまり来ないでしょう。達成感という幸せ感に満たされるはず。
でもオナニーと一緒でサクッと抜くためだけにしたセックスは後悔したり、なんでこんな女と……となりがち。
オナニーも同じ。手だけでサクッと抜いちゃうと肉体疲労ゼロ。精神面100%で気分の落ち込みを受け止める必要があるためキツいんです。
視覚・聴覚・触覚全てを動員して脳を満足させる
性的な興奮は射精でピークを迎えますが、それまでの過程で満足が大きければ気分の急落に耐えられます。例えば大きな失敗をしたとしても、それまでの成果が大きければ「まあいっか」となりますよね。それと同じ。
オナニーの場合は脳がいかに満足するかどうかです。触覚は刺激方法の工夫次第。オナホを変えたりシチュエーションを変えたり。視覚と聴覚はAVですが平面だと慣れているので3DのVRにしてみるのもいいでしょう。VRは脳が騙さているようなものなので満足度が上がります。
興奮したまま射精しない
興奮しすぎるとそれだけピークが高くなり射精後の気分下落率が大きくなります。疲労感とともに興奮が増すのは問題ありませんが、ただ気分だけが盛り上がりすぎた場合は落差がデカくなり賢者タイムがキツくなります。
冷静な感じで射精すると不思議なくらい賢者タイムが軽くなります。これは短時間で2発目の射精をするときのコツの一つでもあります。
オナニーのネタ・おかずによる影響
ショート動画は虚しくなりやすい
切り抜きの短い尺のエロ動画をおかずにしている人は虚しくなりやすい。なぜなら短時間でオナニーが終わりやすく、ただ抜くためだけに映像をダラーッと見ているため、脳の満足度が低い状態で射精してしまうからです。
一方、長尺の作品丸々一本を見てから抜く場合は、映像作品としての満足感があるため虚しさを感じにくくなります。
VRは早送りしづらいから虚しくなりにくい
2D動画は導入部がやたら長かったりするので早送りしてサッと抜きポイントに移動しがち。それが虚しさを助長する結果に。
一方3DのVRは一人称視点のため非エロの導入部も真剣に見てしまいます。女の子がそばにいる感覚でドキドキできる満足感があるため賢者タイムはかなり少なくなります。
動画>画像>妄想の順で賢者タイムは軽くなる
一番賢者タイムになりづらいのは妄想です。なぜなら脳がフル活用されるため脳の満足度、疲労感が加わるからです。
一方動画は脳がボーッとした状態で見ています。海外の実験では、ポルノ動画を見ているときの脳はあまり働いていないことが分かっています。つまり惰性で見ているため、興奮できているようで実は脳の満足度はイマイチ。だから賢者タイムはひどくなる傾向です。
虚しくなりにくいオナニー方法
腰振りオナニー
腰振りオナニーは、ラブドールや据え置きの大型オナホなどを使い、セックスのように体を使ってオナニーする方法です。
普通のオナニーは自分の手を動かすだけですが、腰振りオナニーはセックスと同じく全身運動。疲労感が確実に残ります。この疲労感が大きいほど気分の落ち込みに対して鈍くなるため賢者タイムが軽くなります。
亀頭オナニー
亀頭だけを刺激するやり方は早漏の人でも射精まで時間がかかります。じわじわじわと快感を溜め込んでいき、最後にまとめて爆発させるように射精。
時間がかなりかかるため弱い快感が蓄積され脳の満足度が上がり、射精後の気分の急落を感じにくくなります。また短時間で射精に向かうより興奮度が抑えられるメリットもあります。興奮状態で射精しないで済むため気分の落ち込み落差が小さくなり虚しさが明らかに減ります。
前立腺オナニー
前立腺オナニーは射精しない絶頂「ドライオーガズム」を体験できる方法。だから前立腺オナニーでイク場合は賢者タイムがありません。射精しないので気分の落ち込みがゼロだからです。
ただドライオーガズムは非常に困難。100人チャレンジしても1人成功しているのかどうかも怪しいくらい。
しかし前立腺を刺激して射精すると、いつもより深く満足度が高い気分で絶頂を迎えることができます。前立腺が男性の性感の根源であるため、射精時に感じる気持ちよさを大きく補ってくれるため、満足度が高まり気分の落ち込みを抑え込んでくれます。
何もドライオーガズムを目指さなくても、通常のオナニーの補助として利用するといいでしょう。
乳首オナニー
前立腺と理屈は同じです。乳首は男性でも感じる性感帯。前立腺と違って感度の開発が楽。事前準備も必要ないので賢者タイム対策にはもってこいです。
乳首刺激が加わるだけでオナニーの最初から射精までがかなり気持ちよくなります。前立腺感度が高まるからです。つまりオナニーの1から10まで全体で気持ちよくなれるので満足度が大幅アップ。さらに乳首刺激で分泌されるオキシトシンという幸せホルモン効果により、射精後もまったりした満足感に包まれるので虚しさが大幅にカットされます。