今は気にしても仕方がありませんが、オナホには2タイプの穴構造があります。
- 貫通式
- 非貫通式
ですが市場のオナホはほとんどが非貫通式です。貫通式は廃れました。
なので考えても意味がないのですが、一応違いはあります。
- 気持ちよさは断然「非貫通式」
- メンテンナスのしやすさは断然「貫通式」
もうこの2つの違いだけで十分です。
もっと詳しく知りたい人は以下にまとめましたのでどうぞ!
貫通式の特徴

貫通式は「ちくわ」状のオナホです。
穴の向こう側が覗ける、トンネルになっています。
昔は貫通式が多くありましたが、オナホ素材の進化に伴って非貫通式が増え、最近ではめったに見なくなりました。

見た目がオナホっぽくないし所有しやすい逸品。貫通式の良さを活かしたならではの刺激が可能。透明で自分のペニスが透けて見えるのもまたエロい。
【○】とにかく洗いやすい

貫通式最大のメリットは洗いやすいことです。
ちくわ状なので水道水をジャーっと流すだけで中は綺麗になります。
指だけで完璧に洗えて清潔に保管できて耐久性・寿命も伸びます。
【○】悪臭がしづらい
貫通式は穴がふさがっていないため、洗浄後の乾燥が容易。
オナホは内部構造のヒダヒダのせいで水分が残りやすく、取り切れなかった精液のタンパク質を餌に雑菌が湧いて悪臭を放ちやすいです。
でも貫通式は通気性がいいので悪臭に悩まされることはほぼありません。
【○】セックスのときに役立つしエロい

女性とのセックスの際、オナホで責められるプレイがあります。
相手女性の膣ではなくて、あえてオナホでやられる。
その際に、貫通式だと亀頭を出すことができます。
ぐっとペニス根本までオナホを押し付けて縮めると、短小でなくてオナホが大きすぎない限り、亀頭部分がニョキッと出てきます。
この状態でチロチロ舐められるとかなり気持ちいいんです。アブノーマルな感じもするし興奮。
「まだダメ~!これ我慢できたら挿れていいよ」
というプレイが可能。
貫通式オナホ+亀頭フェラチオ
これだけでも気持ちいいけど我慢しないとセックスできないという悶絶状態。
いざ彼女に挿入できたときの気持ちよさはまた格別です。
【○】亀頭のカリを刺激できる

非貫通式と違い、貫通式は亀頭が向こう側突き抜けることも可能。
ということは、亀頭のカリ部分にオナホの刺激部分を集中的に当てることができるんです。
ゴリゴリと亀頭のカリ部分を行ったり来たり。
非貫通式では亀頭のカリ部分だけの刺激は難しいです。オナホ入り口だと刺激構造が甘いですし、奥の気持ちいいポイントでも亀頭以外が刺激されてしまいます。
つまり亀頭オナニーにも使えちゃうってメリットがあります。
【○】亀頭バイブ責め+オナホ竿刺激

オナホの全長サイズとペニス全長にもよりますが、先端側から太めのローターを入れて亀頭刺激が可能です。
その状態でオナホによる竿部分の刺激。
今までにないWの刺激オナニーが可能です。
亀頭をバイブで刺激されるのが刺激メインなので、亀頭オナニーとなりスローオナニー状態に。
その状態で竿部分を刺激すると、ただ竿部分をピストンしているときより明らかに気持ちよさが違いますよ。
【×】バキューム効果がない
バキューム効果がないため、ペニスに吸い付く感じがありません。筒でオナニーしているというより、オナホの素材を巻きつけてしごいている感覚です。
バキューム効果がないと、ペニスの太さとオナホの穴直径との相性が生まれます。
穴が大きいとスカスカした感じになり気持ちよさが大幅に減ります。逆に言うと早漏男子には長持ち。
ただ一番違うのは中だししたとき。
ペニスは射精直後から急激に敏感になります。
この際にオナホがペニスを包んでいると、くすぐったい感じを含んだ気持ちよさで声が漏れてしまうほど気持ちいいです。
貫通式は射精時の気持ちよさが半減してしまうデメリットがあります。
【×】中だししたら精液が漏れる恐れがある
中出しした場合、精液が向こう側に飛び出す恐れがあります。
ペニス全長とオナホ全長が近い、もしくはオナホ側が短い場合、どうしてもオナホ奥に突きつけて射精するため、精液が外にドバドバ出てしまう恐れがあります。
非貫通式の特徴

オナホ=非貫通式と考えていいです。
なので、非貫通式だからどうとかって悩みは無駄です。オナホを買えばほぼ間違いなく非貫通式です。

【○】刺激の強さを調整できる

ペニスを挿入後、手でオナホをぐっと握ることで中の空気を手前に排出できます。
空気の抜き具合でオナホ素材のペニスへの密着具合が変わります。
いわばキツイ膣とゆるい膣の再現ができるというわけ。
すぐにイキたいときは強めのバキューム。スローオナニーしたい場合はバキュームなしなど、一つのオナホで刺激度合いを調整できるメリットがあります。
【○】イクときの気持ちよさが貫通式の3倍以上!
ピストンしているときの気持ちよさは当然非貫通式のほうが上ですが、一番違いがでるのはイクときです。
射精が始まるとペニスの感度が一気に上昇します。
射精直後に刺激を続けられたら男性は悶絶しますよね?そのままやれば潮吹きにもなります。
非貫通式は常にオナホ内部がペニスに密着して刺激を続けています。
射精が始まった途端にペニス感度が急上昇。手でやる場合と違い、一回ビクン!となる度にオナホ素材に襲われます。
射精自体が気持ちいいのに、悶絶するような追い詰められる気持ちよさ。
でも体が固まってオナホからペニスが抜けません。
くすぐったい感覚で我慢できないのに上書きされる気持ちよさ。手でやる場合、貫通式では感じない、ある意味地獄の気持ちよさが味わえます。
【○】種類が多くて選びやすい
世の中のオナホの99%は非貫通式です。
昔は貫通式もいろいろありましたが、今はほぼ非貫通式です。
メリットというか、何も気にせずオナホを買ってもまず非貫通式です。
【×】とにかく洗いづらい

非貫通式は奥に精液が溜まります。
水道の水圧でほとんど落ちますが、内部構造が複雑だとどうしても落ちきりません。
裏返せるタイプと裏返すと破損するタイプに別れます。裏返せるタイプであっても、その度に素材が傷んでいくので寿命が縮まってしまうデメリットがあります。
1,000円くらいのオナホなら使い捨て感覚でも構いませんが、5,000円以上になってくると大事に長持ちさせたいですよね。となると毎回綺麗に洗うのが面倒で億劫になります。
なんと言っても射精した後ですからね……賢者タイム……
【×】臭くなりやすい
洗いづらいため、精液のタンパク質が残留。水分も残留して雑菌がわき悪臭がします。
一度悪臭がつくとなかなか取れません。非貫通式は完全な乾燥がしづらく、どうしてもニオイが再発します。
ただ対策はありますし、そもそもオナホユーザーの大半が非貫通式なので気にしても仕方がありません。
【×】女性とのセックスに興味がなくなる可能性

正直言って、膣の内部とオナホならオナホの圧勝です(笑)
でもセックスは「精神的」な要素があるからオナニーにはない気持ちよさがあります。
なのでオナニーのほうが気持ちいい!
とはなりづらいですが、
「性的な刺激」
だけで言うとオナホの勝ちなんですよね。
内部刺激構造が段違いでオナホのほうが気持ちいいです。
もし、女性とのセックスが面倒。女性とのやり取りに疲れている……
という場合、非貫通式のオナホで相性が良いものに出会うと、もう女とのセックスはいいやってなるかもしれません。
それこそ、風俗や出会い系で女性を探し、お気に入りのオナホでやってもらうなんてことにも。実際にそんな人いますからね。それくらい非貫通式の、というかオナホはリアルに気持ちいいんです。
貫通式と非貫通式のいいとこ取りなオナホ穴タイプ
1.微貫通式

オナホのトップブランドであるライドジャパンから「微貫通名器ちつピタロォリンコ」が発売されています。
こちらは貫通式ですが、非常に小さな穴しか空いていません。TENGAなどと同じですね。
だから洗うときは水道水が貫通するので洗いやすい、非貫通式にしかないバキューム効果も、小さな穴を指で塞いだりテープで塞ぐことでバキューム効果を得ることができます(テープは接着が困難ですが)。
貫通式と非貫通式のいいとこ取り代表のオナホです。

ローションですが少量なら穴から漏れることはありません。ある程度使い込んで素材がクタってきてからのほうが気持ちよくなりますね。
2.2つにセパレートするタイプ

TENGAのフリップシリーズは、使い捨てはない繰り返し使用が可能なモデルです。
パカッと2つに開くので、そのままジャブジャブ水洗いが可能です。
乾燥もその状態なのでよく乾きます。
貫通式オナホより乾燥しやすく、衛生面、防臭の両面で一番優れています。
デメリットは気持ちよさでしょうか。
気持ちいいと感じる人とダメと言う人に別れます。
元々TENGAはオナホカップで刺激構造が大胆。フリップシリーズも刺激構造が結構極端な形です。明らかに一般的なオナホとは気持ちよさの種類が違うので、相性の良さ次第という問題はあります。

ローションですが少量なら穴から漏れることはありません。ある程度使い込んで素材がクタってきてからのほうが気持ちよくなりますね。

バキューム力、密着力はZEROにお取りますが、球体の刺激部位がかなり特徴的。突き進んでいく感覚が気持ちいいし膣内をかきわけているみたい。