男の深刻な悩み「早漏」
原因は先天性もありますが、大半は後天的原因。それも心因性。心の問題です。
その心因性早漏の原因になるきっかけは、圧倒的にセックスよりオナニーです。
オナニーはメリットがたくさんあります。いいことです。
でもやり方次第で早漏になってしまいます。
以下のことを気をつけつつオナニーすれば、特にオナニーで早漏になるってことはありません。心配しなくて大丈夫です。
早漏になりやすいオナニーの仕方
早漏原因はほとんどが心因性です。
これはAV男優しみけんさんも言ってますね。
刷り込まれた意識。射精回路が開くルートの癖が染み付いているのですが、その染み付きを作るのが普段のオナニーです。
「射精する」ためのオナニーをやめる。
これだけで早漏が改善するかもしれませんよ。
1.急いで射精する(回数重視)
急いで射精する癖がつくと、ゆっくり時間があるときでも同じように早く出てしまいます。
- 家族が常に近くにいる
- 仕事の合間にオナニー
- 野外でバレないようにオナニー
いろいろ環境はありますが、急いで射精しないといけない状況では、早く出してしまう癖が付いてしまいます。
のんびり育てられた子供と、せかせか急かされて育てられた子供では、やはり性格に違いが出るのと同じですね。
2.射精だけが目的
射精の瞬間だけしか気持ちよくない。
こんな人はオナニーが射精のためだけになり、急いで射精に向かう思考回路になります。
気持ちよくなろうとする気持ちがあるならいいですが、
早く出してスッキリしたい
射精の瞬間だけが気持ちいいから早く出したい
といった心理状態は、オナニーの最初から射精トリガーを引こうと意識が固定化されます。
癖になると、エッチなことをしようとした瞬間から射精回路がスタートして早漏になります。
3.AVを最初から見ない
オナニーのネタ・おかずにAVエロ動画を見る人は多いですよね。
ただ、動画を最初から見ず、既に挿入しているシーンから見る男性は多いです。
なぜなら「抜くため」だからです。
この見方ばかりだと早漏になりやすいです。
なぜなら、セックスシーンが射精するためのシーンとして頭に刷り込まれるからです。
そのため、自分が女性と合体する、というかそういう状況になれると分かったときに、体は射精の準備を始めてしまいます。
セックスができるという状況だけで、既に射精しやすい状態なのです。
4.AV男優がイクのと同時に射精する
AV男優がフィニッシュを迎えるのと同時に、自分も射精!というパターンも多いでしょう。
これも場合によっては早漏原因になります。
AV男優に合わせて急いで射精しているようなら、1.の急いで射精するのと同じことになります。
また、AV女優の喘ぎ声によって刷り込まれるパターンもあります。
女性の喘ぎ声や様子が射精のトリガーになってしまうのです。
女性が強く感じている様子、声が高まると、自分も一気に高まってしまい射精感が急に訪れちゃうのです。
知らない間に、こうなったら射精するという刷り込みが完成してしまいます。
自分が一般女性とセックスした場合、マグロ女性ならともかく、感度がいい、はたまた演技する女性だと、声や様子ですぐに出そうになっちゃうのです。
5.エロ動画だけがおかず・ネタ
オナニーのおかずが動画だけの場合、遅漏やEDの原因にも早漏の原因にもなります。
遅漏やEDになる場合は、AV動画の過激な内容じゃないと興奮できなくなる、射精のトリガーが引かれにくくなるからです。
早漏になる場合は、目と耳から入ってくるエロ情報に対しての耐性がなくなるからです。そのまま受け入れて「エロ」として流されてしまうからです。
どういうことかというと、エロに対してウブになってしまうのです。
例えば、どれだけAVを見てきたとしても、童貞は童貞なんです。いざセックスになるとAVを見てきた経験は微塵も関係ありません。
エロい情報を受け身でずっと取り入れているため、自分で処理できないからです。
セックスが上手な男性は、相手女性から発せられる情報を自分で摘み取り、自分で処理しています。下手な男性ほど相手女性が痛がることをやってしまうのはこの違いがあるからです。
同時に、AV動画しか見ていないと、エロい状況が射精に結びつく意識も強いため、セックスになると射精しやすい体勢になっています。
ですが、画像や妄想でオナニーをする機会がある人は、自分からエロい情報を摘み取りに行っていますよね。
動画はエロい。
これはある意味「楽している」からです。
その状況になれていると、エロい状況は即射精へと連動しやすくて早漏に発展する可能性があるのです。
6.「あー!気持ちいい!」と思い込みながらやる
オナニー中に「あー!気持ちいいーーー!」と何度も思い込みながらやることは、射精を早めようとすることと同じです。
自分から快感を掘り起こしにいっちゃっている。
セックスの場合、相手女性が悦んでいるかどうか?といったことを中心に考えている男性は早漏ではない可能性が高いです。自分の気持ちよさが頭にないからです。
でもオナニーで自ら気持ちいいと思い込んでいると、当然射精しやすくなります。
オナニーという行為を楽しんでおらず、射精するためだけの行為になっているからです。
オナニーなんだから気持ちいいと感じて当然だろ!
と思うのはそのとおり。
ですが、自分から掘り起こすのと、気持ちよさに襲われる受け身とでは射精のしやすさは全然違うんです。
早漏にならないためのオナニーのコツ
射精にこだわらなくていいい、射精のことを意識から外せるオナニーの仕方。
これが早漏にならないオナニーの仕方です。
1.射精以外の気持ちよさを見つける
オナニーのゴールが射精であり、オナニーの気持ちよさの99%が射精の瞬間にしかない。これが早漏の大きな原因です。
射精以外の気持ちよさ要素比率を高める。
これだけで「射精したい(気持ちよくなりたい)」欲求が抑えられます。
射精以外で楽しめる部分があれば、何も射精を急ぐ必要はありません。
だから心理的に射精を急ぐことはなくなり、早漏癖がつくことがありません。
男性はペニスだけでしか感じないわけじゃありません。
女性みたいに乳首も感じますし、前立腺に至っては女性の子宮に当たる部分です。どちらも女性が感じる部分なので、男性もここの感度を高めたら射精以外の気持ちよさを楽しむことができます。
また、射精の気持ちよさ自体も高めることができるため、射精を急ぐのではなく、そこに至る過程をじっくり楽しむコツが染み付き早漏癖を予防できます。
2.AV動画以外をおかず・ネタにする
早漏癖がつきやすいAVエロ動画。
その理由はエロ情報をそのまま受け入れてしまう部分にあります。エロ情報に対して素直に受け入れてしまい、そのまま快感要素、射精を近づける要素となってしまうからです。
だから、自分からエロい要素を見つけ出すようなネタ・おかずなら早漏癖はつきにくいのです。
例えば、
- ライブチャット(一般女性とエッチな会話・オナニー配信)
- 普通のセックスものAV以外のジャンルのエロ動画
- 若干マイルドなエロ動画(着衣ものやエロス重視)
といったものです。
エロいんだけど、エロの中心がセックスではないため、興奮するけど即射精したいといった気分になりづらいです。中身を楽しめる余裕があります。
あくまで射精が最後のデザート感覚。
モテる男性ほど、最後にホテルに連れ込むことが目的なのに、それまでの過程を楽しんでいます。
モテない男性ほどホテルに行ってセックスすることしか頭にないため、女性に余裕がない様子が見破られてモテません。
オナニーもセックスも、過程を楽しむ余裕が出ると質が上がるということです。
3.たまには妄想だけでオナニーする
妄想でオナニーすると早漏改善効果がかなりあります。
妄想では脳が興奮する情報を思い起こして性的興奮を起こしますが、視覚で得られるエロコンテンツより当然興奮度は落ちます。
射精したいという意識より、エロを探すのに頭が集中します。
そのため射精したい感覚が薄れます。射精そのものへの関心や意識が低くなるので、自然にいつもより長持ちします。
これを繰り返していると、実際のセックスのときに射精してはいけない、という恐怖観念が薄れて早漏がマシになります。
セックスで一度でも少し長持ちした場合、それがきっかけで自信がつき、あっさりと早漏が改善することもあります。
抜くためのオナニーから、楽しむためのオナニーが自然にできるのが妄想オナニーというわけ。