ラブドールは高価、とされてきた理由の1つが素材です。今はTPEが普及したのでラブドールも安くなりましたが、キングオブラブドールはシリコン素材。高価ですが見た目、肌触り、造形、メイクのりなどでTPEと違う高級感が出ます。
シリコン製の特徴
オイルブリード | 少ない |
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柔らかさ | 柔らかい |
耐久性 | 高い |
寿命(一部破損まで) | 3年 |
最大寿命 | 10年も可能 |
価格 | かなり高い |
見た目のリアルさ | 高い |
重量 | 重い |
ニオイ | 少ない |
化粧のしやすさ・落としやすさ | しやすい |
バリ有無(製造時の型跡) | ややあり |
衣服の色移り | しづらい |
メーカーの差 | かなり出やすい |
オリエント工業(日本)
THEラブドールブランド。ラブドールといえばオリエント工業です。1977年創業で断トツの老舗。
価格は50万円以上でぶっ飛んでいますが、年々その色っぽさが増してきて人形なのかどうか分からないレベル。昔はオリエント工業=ダッチワイフ=バカにされるって扱いもありましたが、今では芸術作品として高評価。実際に素材とルックスの進化がスゴいです。
TPEのほうが可動しやすく自然という意見もありますが、デメリットを克服したオリエント工業独自配合のシリコン素材はやはり圧巻。もち肌を再現しており、見た目からしてキメが細かい肌質感が感じ取れます。胸や乳首などの質感も超リアル。ルックスも日本人好み。見た目の好みにマッチする感じはは海外製とはやはり違いますね。耐久性が高いせいで他ブランドのシリコンドールよりちょい硬い印象を受けるかも。
問題はやはり価格ですが、中国製が安すぎるだけでオリエント工業がぼったくっているわけでもありません。売れる個数を考えると妥当じゃないかと。大阪にはショールームもあり実物を見ることができるのもメリット。
アダルトグッズというよりパートナーの感覚です。特に「やすらぎシリーズ」のエロさは飛び抜けています。この子とセックスするために買うというより、側にいてほしいと思えるほど。本当にスゴイ。
RZRDOLL(人造人・中国)
2016年にラブドール業界参入のニューカマー。ところが品質とルックスでいきなりトップメーカーに飛び込んできたすごいブランド。
オリエント工業などトップブランドと同じ高級シリコン素材を用い、かつオリエント工業を超えている?造形と美しさでバカ売れ中。注文殺到で納期がどんどん遅れています。本当にリアルな女性。しかも超美人。不自然な感じがまったくなく、「ラブドールとか笑!」と興味がなかった人も思わず引き込まれる美しさとエロさがあります。
透き通って見える血管や筋、骨の張り出し感や皮下脂肪を感じさせる立体感、全ての指関節が動くなど作り込みが半端ないです。これもうラブドールというカテゴリを超えている気もします。
この手の雰囲気はオリエント工業しか選択肢がありませんでしたが、このルックスを見せつけられるとRZRDOLL(人造人)を選びたくなりますね。なんで造形レベルが高いかと言うと、このブランドは元々フィギュア制作をしていて、日本のグッドスマイルカンパニーなどの製品を手掛けていました。
他にもハリウッド映画の映画用大どう道具の作成もしており、メン・イン・ブラックやバッドマンなど有名作での実績があり。つまり世界レベルで造形技術を持っていたので、それから考えればリアルに女性ドールを作るのはある意味自然だったのです。他のラブドールメーカーとは違ったバックグラウンドがあるため、新参メーカーなのにトップレベル製品を作れるというわけ。これは中国メーカーだともう敬遠できないレベルです。
realdoll(アメリカ)
アメリカのオリエント工業に当たるのがrealdollです。シリコンドールの元祖で、今や世界的に有名なオリエント工業もrealdollに影響を受けてシリコンドールを作るようになったほどです。リアルドールという呼び方はキャタピラーのように商標がそのまま一般名になっています。それだけ影響力が強いブランドであることが分かりますよね。
超リアル、高品質シリコンで見た目の質感は本物そのもの。やはり高品質シリコンメーカーは透明感が半端ないです。アメリカのブランドなので当然アメリカ人女性がモチーフ。洋物ポルノに出てくる女優さんそのものですよね。おっぱいの大きさと形とかも。洋物好きな人はぜひ。ただ日本語非対応です。
SINO DOLL
日本製のプラチナシリコンを使用した高品質ブランド。その割に安いから選択肢には必ず入るでしょう。
プラチナシリコンはシリコーンゴムの硬化剤に有機過酸化物ではなくk白金(プラチナ)を使用した上位版。シリコン独特の嫌なニオイや硬化破損トラブルが抑えられた優秀な素材です。また食品や医療用に使える安全性もあります。
そんな高級シリコンを使った造形は万人受けしやすい美貌。よくある過剰な巨乳やスレンダー感はなく、リアルにいる超美少女といった感じ。初めてのラブドールにはかなりいい選択肢となりますね。
MZRDOLL
人体彫刻の専門家が造形するリアルさを追求したブランド。
顔立ちを再現するのに有利なシリコンで頭部を造形。女性の柔らかい肌触りを再現するのに適したTPEを胴体に採用。
シリコンとTPEのいいとこ取りをしたハイブリッド仕様。全身シリコンじゃないから見た目は全身シリコンと変わらず、かつ価格がかなり安くなっている人気ブランドです。
中国系リアルドールは個人輸入やあまり知名度がない日本代理店にて購入が必要ですが、このブランドは日本最大手アダルトグッズショップNLSが扱っている点もグッド!
価格は25~35万程度。NLSならポイントが付くから実質はもっと安くなります。
XY DOLL
2018年にスタートしたニューカマー。内部フレームと多関節によってより自然なポージングが可能。スレンダー巨乳の造形が多く、顔立ちはややゲームより?といった感じ。
価格はシリコン製だけに安いとまでいきませんが40~50万円ほど。気になるのは日本のラブドール取り扱い大手ショップが販売をやめたこと。新しいブランドでかつ中国ということで要望と対応の折り合いがつかなかったよう。新ブランドだけに今後は良くなっていくはず。
4Woods(日本)
こちらも業界では老舗。価格はオリエント工業とほぼ変わらず。見た目の質感はオリエント工業かなって感じですが、柔らかさ、おっぱいのもみ心地はかなりのもの。
ルックスは若干癖があるかなという印象。オリエント工業の最新モデルよりは好みが別れるかも。特に目の雰囲気。ただお試しキットがあるので最初はそれから雰囲気を確かめてみるのがおすすめ。
興味があっても高額な買い物なため一歩が踏み出せない人がほとんどですが、15,000円ほどでミニボディとサンプルなどがセットになったトライアルセットが用意されています。さすがに標準サイズでは試せませんが、実際に触りながら添付のカタログを見ていると「あり」か「なし」か分かりますよ。
アルテトキオ(日本)
東京の販売代理店。取り扱いはDSDOLLとEXDOLLでどちらも同じ。DSDOLLはグローバル展開・EXDOLLが中国展開のブランド名。AI機能付きのラブドール開発で話題になったメーカーです。
アルテトキオはその製品を日本で販売している代理店みたいなものです。顔タイプの種類が幅広く、身長サイズも豊富。ごく一部にTPE素材のタイプがありますが、基本シリコン製です。顔立ちは可愛さと妖艶さを兼ね揃えたものが多くグッときますね。
身長サイズが大きくなるほど価格が高くなりますが、高いものでも30万円ほどなので国産メーカーとしてはかなり安いです。
非常にコスパに優れるブランドですが、シリコンのグレードが一歩落ちるのか、オイルブリードがやや多いとの声があります。シリコンではありませんが、ウレタン素材で見た目がシリコンドールのEX-Liteシリーズは激安。質感はさすがに落ちますが、セックス目的ならこれでいいかもと思える出来と価格です。
シリコンアート(日本)
公式WEBサイトが古いデザインで不安になりますが、ショールームも持っているちゃんとしたメーカーです。ちょっとデザインが古いかな?という印象もありますが、こういった感じのほうが好みな人も多いので需要はあるでしょう。価格はシリコンの国産メーカーとしては平均的な価格。内部の骨格がしっかりしているので繰り返しのポージングも安定していて安心。
LEVEL-D
幼い系がメインのメーカー。常に受注を受けておらず、ランダムに受付が再開されている模様。ただ中国ブランドのドールにも使えるヘッド部分の受注は頻繁に受注しているようです。
リアルドールの本体はTPE素材でもいい。安く済ませたい。でも顔はこだわりたい。そんな人にはもってこいのメーカー。やはりドールは顔が命。コストを下げると見た目がげんなりなので、中国メーカー対応のヘッドパーツを売ってくれるLEVEL-Dは重宝するでしょう。
Apricot
WEBサイトの作りまで幼い系でちょっとヤバい雰囲気もするドールメーカー。ただもっと明らかにヤバいメーカーWEBサイトのところもあるので、ここはまあある意味普通。おそらく海外では売れないのでは?という雰囲気。好きな人には他のメーカーとかどうでもよくなるでしょう。見た目の雰囲気はすごくいいです。
sanhuidoll
中国の高品質シリコンドールメーカー。素材レベルはオリエント工業などに劣りますが、プラチナシリコンと呼ばれる上位素材を使いつつ20万円台は破格の安さ。やはり中華系は安い。
TPEの中華系にありがちな不自然さがなく、オリエント工業ドールなどに見られる透明感もバッチリあります。オリエント工業クラスに興味があるけど高すぎて買えない場合の手段としては結構ありでしょう。
ただある意味中途半端とも言えます。TPEと高品質シリコンの間にあるようなポジションです。顔や乳首などの質感は明らかに1か2ほどレベルが落ちます。見た感じで気に入った子がいればって感じでしょうか。膣は一体型のみ。