前立腺オナニーの定番グッズはエネマグラ(アネロス)ですが、実は綿棒を代わりにすることもできます。綿棒を挿すだけ。実はそこにドライオーガズムのコツが詰まっているので、練習のつもりで取り組むとメリットがかなりあります。
綿棒前立腺オナニーの手順
用意する綿棒は普通のものでO.K.
100円均一でも国産の高級なものでも何でも構いません。エネマグラ(アネロス)みたいに価格差は影響しません(旧式のエネマグラはダメ、アネロスがおすすめという話)。長さも関係ありませんが、長いほうが多少扱いやすいかも。
綿棒先端にローションを塗る
綿棒先端にローションを少し塗ります。少量で済むので前立腺オナニー向けのローションじゃなくてもいいですが、乾きにくさで違いが出るので前立腺オナニー向けが推奨。
アナル入り口に少しローションを塗る
塗らなくても構いませんが多少塗っておいたほうが違和感がなくてやりやすい。
綿棒の頭だけ挿入する
先端部分が入り切ればO.K.です。深く差す必要はなし。綿棒で前立腺を刺激するのではありません。勘違いする人が多いので注意。そもそも届きません。
綿棒で前立腺を直接刺激使用したら、不意の動きで直腸内に刺さってしまい救急車という恐れもあります。
挿入後は通常の前立腺オナニー体勢
綿棒を軽く肛門に指したら、あとはエネマグラ(アネロス)と同じように呼吸を深くゆっくり続け、できるだけ体全体、特に肛門を脱力。前立腺を強く意識。これだけです。通常の前立腺オナニーと変わりません。
なぜ綿棒でドライオーガズムできるのか?
前立腺は瞑想でもドライに達する
ドライオーガズムは前立腺を意識し続ける瞑想でも可能です。もちろんこんな人ハイパーレアですが。いるそうです。実際に。
つまりドライオーガズムの条件は決して物理的な前立腺刺激でなくてもいい、ということが分かります。
エネマグラ(アネロス)でも前立腺意識が必須
エネマグラ(アネロス)でなかなか気持ちよくなれないよ~という男性が多いのは、エネマグラ(アネロス)を挿入したら何とかなると思っている人が多いからです。実際は前立腺への意識集中がないとドライはおろか前立腺独特のジワーッとした気持ちよさにも気づけません。
このことから分かるように、ドライオーガズムは前立腺への意識集中が必須であると同時に、意識集中自体が結構難しい、自然にできないからうまくいきづらいと分かります。
綿棒の違和感が前立腺意識を助ける
つまり綿棒を挿入する意味は、前立腺への意識を高める補助というわけです。プツっと刺さった綿棒の違和感が自然に意識をアナル周辺に持っていってくれます。
エネマグラ(アネロス)はアナルの脱力が必須ですがこれが難しい。この脱力に気を取られて前立腺への意識が曖昧になりがち。
一方綿棒はアナル部分に意識が集中します。綿棒自体が細いからアナルを緩めるということも不要。ただ全身の力を抜けばO.K.です。そして前立腺を意識すると、綿棒の違和感がちょうど意識集中を助けてくれます。
うまくいくと前立腺が感じてきて気持ちよくなる、という仕組みです。
物理刺激に頼らないでから逆にうまくいく
前立腺の感度を開発するコツは、前立腺を物理的に強く刺激しすぎないこと。でも男ってペニスをガシガシ刺激したり、女性を強くペニスで突いたり、乳首を噛んだり、とにかく強い=気持ちいいとなりがち。
エネマグラ(アネロス)のときも同じ。できるだけ前立腺に強く当たってほしくなります。でも強く当たっても気持ちよさが上がるわけじゃありません。
一方で綿棒は物理刺激がゼロ。瞑想に近い方法です。逆にこれくらい物理刺激に頼れない環境のほうが、意識が前立腺に向きやすくなるメリットがあります。
エネマグラ(アネロス)などを何度やってもどうやっても前立腺感度が上がってこない場合、一度綿棒で意識集中トレーニングをしてみるとガラッと状況が変わるかもしれません。
綿棒前立腺オナニーの注意点
挿しすぎるな!
綿棒で前立腺を刺激するわけじゃありません。肛門に綿棒の頭が入ればいいだけです。綿棒で前立腺を刺激しようとしたら長さも角度も足りないので不可能。挿れ過ぎると奥に入りきって出てこなくなる可能性があります。
移動するな!
一度綿棒を挿したなら、そのまま移動してはいけません。綿棒はエネマグラ(アネロス)などと違い存在感が薄いので入っていることをふと忘れるときがあります。そのままイスなどに腰掛けると綿棒が直腸に刺さる可能性も十分考えられます。