前立腺オナニーは最初気持ちよくありません。でも前立腺の感度が上がってくると違う世界が見えてくる……ではどうすれば前立腺の感度が上がるのか?
前立腺が敏感になるための条件
前立腺の位置をイメージできるか?
前立腺は普段の生活でまず意識しません。あることも知らないような人がほとんど。自分の体なのに存在が意識できない場所が気持ちいいと感じる必要があります。まずは前立腺の存在を認識できないと話になりません。
実際にハッキリと存在を認識するのは不可能ですが、前立腺を意識しようとしたらボヤッとでも何となく存在が分かるレベルには誰でもなれます。そのレベルになると前立腺の感度はそれなりに高まっているでしょう。
前立腺を定期的に刺激できているか?
射精するときに前立腺は刺激されています。ですがこれは前立腺の中心の刺激でありごく一部。前立腺オナニーで必要となる感度は、前立腺の外側、周囲への刺激を通して、間接的に前立腺中心で感じるための感度。かなり遠回りな感度です。
そもそも前立腺が外側から感じるというのは男性の日常生活でありえません。お腹を押さえても大腸がどうなっているか分からないのと同じ。実は前立腺オナニーは結構不自然なことをやっているのです。
だから、前立腺の感度を開発しようとしたら定期的で継続的な刺激が必要。要は慣れ。前立腺が外側から刺激されることが不自然でなくなってくると、感度は急激に上がってくるというわけです。
前立腺感度の向上のタブーは強い刺激
前立腺は女性の子宮
前立腺は女性の子宮の名残りなのです。だから女性とセックスしている感覚が必要。
前立腺(子宮)は強い刺激で感じるわけじゃない
エロ漫画だと子宮をガンガン突いたら女の子がイクんですが、実際は痛かったりあんまり感じなかったり。強ければ強いほど気持ちいいわけじゃありません。
男は強く刺激したら気持ちよくなるというイメージが強く、女性とのセックスでも強くやって嫌われがち。前立腺も強い刺激はただ不快なだけで感度は高まりません。
女性の中イキ(子宮イキ)は激しさで成功しない
中イキができない女性がいますが、自らバイブで奥をズコズコ突きまくって中イキできるようにはなりません。
これと前立腺感度も同じ。強く激しく刺激しても意味がない。しかも強く刺激しすぎると炎症を起こして前立腺炎を発症します。この症状は非常に辛く、はっきりした治療法もないので非常に危険。強い刺激は絶対にご法度!
頑張っても前立腺感度は上がらない
頻繁な刺激は余計に感じなくなる
女性だって連続で激しいセックスをしたら腟内が痛くなって全く気持ちよくなくなります。これと同じで男性の前立腺を頻繁に刺激すると感度を失います。
男は何かとスパルタ思想があるため、頻繁に刺激すればそのうち気持ちよくなると思いがち。でもそれは逆効果です。
刺激に慣れてしまうと感じなくなる
毎日前立腺オナニーしたり長時間なども繰り返しやっていると、次第に前立腺の感度がボケてきて感じなくなります。これは乳首オナニーも同じです。
もともと明確な性感帯ではない部位の性感を発達させるには、強い刺激、頻繁な刺激ではなく、弱くて無理のないレベルの定期的な刺激が必要です。
人の体は良くできていて、たとえ痛みを感じる刺激でも繰り返せば痛覚が慣れてきて痛みが軽くなります。前立腺を頻繁に刺激しまくるとこれと同じことになり、微細な刺激が感じなくなりエネマグラ(アネロス)などで気持ちよくなれるチャンスを失います。
前立腺感度を高めるコツ
イメトレ
瞑想でドライオーガズムできる人が存在するのですから、前立腺をただひたすらイメージして脳内に具現化するイメージトレーニングは確実に有効です。
オナニーで気持ちよくなろうとしているのに冷静な状態になるわけですから、これができる人は焦りがないので自然に正しい前立腺刺激ができるでしょう。
綿棒でイメージ

完全に瞑想だと難しいので綿棒を使った前立腺オナニーがおすすめ。これは綿棒を肛門に少し差し込むことで、前立腺を直接刺激しなくても前立腺をイメージしやすくして感じる方法です。実際に綿棒が前立腺に当たるわけじゃありません。当てようとしたら危ない。刺さったら大変。
細いエネマグラ(アネロス)を使う

エネマグラ(アネロス)はHELIX(ヒリックス)が一番人気。これは太めで前立腺にしっかり当たりやすく難易度が低めだから。ただヒリックスで練習しても気持ちよくならないケースも多い。
逆に本体が細くて難易度が高いEUPHO(ユーホー)は全体の売上ではヒリックスに劣りますが、前立腺感度を高める練習にはもってこいのタイプ。
ユーホーは非常に細くてアナルの脱力から前立腺への意識。PC筋による位置コントロールなど求められるレベルがかなり上。でもこれをうまく扱えるようになると、自然と前立腺感度が高まる条件が満たされるようになります。
そのためユーホーでドライオーガズムに達するとヒリックスより女性の快感により近づきます。ドライオーガズムの究極を味わうならヒリックスとユーホーの2本は必須。
何気ない日常で前立腺を意識する
例えば日中。数秒でいいから前立腺に意識を傾ける。それだけで前立腺への意識のパイプが太くなり敏感になる道が開きます。
こんなことで?と思うでしょうが、前立腺は物理刺激でどんどん開発されるわけじゃなくてあくまで意識の問題。瞑想でさえ気持ちよくなれるのですから。
頻繁にエネマグラ(アネロス)やNEXUS REVOで刺激していたら炎症や性欲暴走などのリスクが発生するかも。でも意識するだけならその心配はないしいつでも簡単に可能。地道ですがこういった努力の積み重ねが前立腺感度をアップさせます。
前立腺の感度向上の判断方法
ジンジン・ジワジワが来るようになった
エネマグラ(アネロス)を使っているときに、今までのボヤーッとした気持ちよさからジンジンしてジワジワと波を打つような気持ちよさが少しでも感じられたら、かなり感度が高まってきている証拠。
ドライオーガズムはその波がデカくなってきてから訪れます。気持ちよくなれるスタート位置に立てたということは確実に感度が上がっているということ。
射精が気持ちよくなった
射精の気持ちよさは前立腺の気持ちよさです。前立腺オナニーの気持ちよさとは種類が違いますが発生源は同じ。
前立腺の感度が高くなると射精のときに収縮する前立腺がより感じるようになります。なんか前より射精が気持ちいいかも……と感じてきたら開発が進んでいるということ。
特に感度が高まってくると普通の射精なのに体が以硬直したりのけぞったり、目の前が真っ白になったりと変化が出てきます。
射精するまでの時間も気持ちよくなってきた
男の性感は女性と違いほぼ射精の瞬間だけ。射精のときにしか前立腺が収縮しないから。でも前立腺感度が開発されてくると、ペニスへの刺激が前立腺への刺激として感じ取ることができます。エネマグラ(アネロス)などによる刺激の気持ちよさとはまた違う、より芯にギュンと来る気持ちよさ。これが勃起してしばらくしてから感じるようになります。
以前は射精の直前くらいからしか気持ちよくなかったのに、オナニーの前半からなんか気持ちいい。ペニスの根本がギュンギュンする、切ないような感覚がある、といった場合は感度が上がっているからです。
前立腺感度が上がると普通のオナニーでも女性みたいに前半から気持ちよくなれるメリットがります。