スローオナニーとは、簡単に言うとゆっくり時間をかけてオナニーすることです。スローセックスと同じ。どちらも時間をかけることでオナニーやセックスの本来の良さを引き出すことができ、作業のようになっていた性的行為が精神的な満足感へと高めてくれる効果があります。
スローオナニーの条件
スローオナニーはアダム徳永というセックス講師が打ち出したスローセックスのオナニー版です。基本はスローセックスと同じです。
1時間以上かける
スローオナニーは何分以上かけてやる、とルールは決まっていませんが、少なくとも1時間以上はかけてやると効果を実感しやすいです。普段数分、という人は30分でもスローオナニーとなるでしょう。
最初は性器を刺激しない
スローセックスでは最初キスさえ許されません。お互いにゆっくり愛撫し抱き合うのもキスも時間をかけてから。普段サッと始める「やりたいこと」をお預けにして高めていきます。
スローオナニーも同じく、最初から本命の性器を触らないでスタートさせます。こうすることで早く触りたいという欲求を高めることができ、実際に性器を触ったときの満足感、敏感さが高まりより気持ちよくなれます。
現代はネットでエロコンテンツにすぐアクセスでき、アダルトグッズもAmazonで買えるなど手軽。性の贅沢化が進んでいるので、時間をかけて脳本来が持つ性的欲求を引き出す狙いがります。
刺激レベルは最弱中の最弱で
刺激の強さはできるだけ弱く。とにかく弱くが鉄則。
もういい!というところまで我慢してフィニッシュへ
イクことを最後まで最後まで我慢します。もういいか……ではなく、もういい!というレベルまで。男性は射精のときの気持ちよさはもちろん、出る精液量がとんでもなく増えます。最後にイクときは激しく刺激して全てをぶちまけにいきます。
スローオナニーの具体的方法
長尺のAVなど長く見れるネタを用意する
スローオナニーは興奮を維持することが重要。高い興奮を維持する必要はありませんが、最低限の興奮がないとオナニーできないため、時間をかけて見ることができる長尺のAVなどを用意します。
例えば2時間作品。1時間作品だといい所で作品の切り替えが必要となり気持ちが途切れてしまいます。2時間ぶっ通しで見れる作品なら安心。オムニバス形式の総集編なんかは4時間以上あることが多いし安いので重宝します。
弱い方の性感帯周辺から触る
ペニスやクリトリスなどの強い性感帯はいきなり触らず、できるだけ乳首など弱い性感帯から刺激します。乳首にしても乳首に触れてはいけません。周囲の乳輪も外してさらにその周囲から指先でなぞっていきます。男性は抵抗なければ前立腺オナニーを取り入れてアナル刺激もおすすめ。
もう触りたい!を3回は我慢して弱い性感帯タッチへ
乳首ならまだ本体を触ってはいけません。もう触りたいと思うこと3回くらいは我慢して、ようやく刺激します。
30分以上弱い性感帯で次に性器周辺へ
30分以上は弱い性感帯で続けます。乳首なら乳首に30分時間をかける。この当たりの時間は普段のオナニー時間の倍以上はかけましょう。時間をかけるだけ後々気持ちよくなれます。
それ以降ようやく性器へ。でも性器を触ってはいけません。周辺だけ刺激します。男性なら股間の皮膚、玉袋など。ペニス本体には触れていけません。女性も膣周辺の皮膚のみ。
ここでもできるだけ時間をかけます。数分ではなく最低でも10分以上。
いよいよ性器刺激へ
性器をいよいよ刺激します。しかし弱く、弱く刺激します。でも普段なら物足りないような刺激強度でも、ここまでじらしてきたので十分な切ない気持ちよさが得られているはず。時間をかけて徐々に高めていき、ジワジワとイク手前まで持っていきます。
もう無理~!で一気に絶頂へ
あ~、もう無理かも……と思える限界まで我慢してギリギリまで耐えたところで、今度は一気に激しく刺激して絶頂へ。
溜めに溜めた性感がいきなり高刺激で爆発させられるため、イクときの快感は性感だけでなく開放感のような満足感に満たされていつもと違う気持ちよさに。イッた後はぐったり。でもそこに虚しさはなく、ただただ疲れた、全て吐き出した達成感しか残りません。
スローオナニーに適した方法
乳首オナニー
最初の弱い性感帯としても使えますが、最初から最後まで乳首オナニーというのも可能。超上級者が乳首だけでイクこともできます。
男性も乳首オナニーにハマる人が急増しています。イクことはなかなかできませんが、乳首で時間をかけて高めていき、最後にペニス刺激と組み合わせるとめちゃくちゃ気持ちよくなれます。
亀頭オナニー
いわゆる男性のクリトリスに該当するのが亀頭。女性はクリトリス中心だと刺激が強いためスローオナニー前半には向きませんが、男性の亀頭は亀頭だけの刺激ならマイルドな性感帯になる不思議な部位。
亀頭は刺激量をコントロールしやすく、かつ早漏の人でも長持ちするのでスローオナニーには非常に相性がいい方法です。
前立腺オナニー
男性の前立腺一部は女性の子宮から派生した器官です。最終的な絶頂は女性のそれと同じで射精しないドライオーガズム。普通に刺激していても最初からガンガン気持ちよくなれず、気持ちよくなってきてもジワジワした弱い快感から自然に高まっていく特徴があります。だから何も考えずに前立腺オナニーしていても自然とスローオナニーになるので簡単。
最終的にドライオーガズムに達しなくてもペニス刺激をすればめちゃくちゃ感じます。最後の射精は精液がとんでもない量で発射されるので開放感はすごいことに。